• 上两周突然很忙,一直在画图。不过幸好CAD这种东西并不会特别的占脑缓存,我还是可以一心两用——应该说一天8小时就只是坐在那边画图实在是太痛苦了。于是拿出DRAMA来,边画图边听,感觉实在是很不错。托这个的福,最近听下了不少。
    首先,前两日听的「月と茉莉花」
    嗯嗯。非常好的作品。
    老实说初听的时候根本一头雾水,那个背景还有ナレーション都很让人摸不着头脑,加之我还在画图,想想也就算了。还好过去了那一小段后面还是很正统的剧情。
    后来好友说是因为想让我听听真殿的受……不过我觉得还是相当不错的。不管是剧情还是真殿都很好。老实说我已经很久很久没听过那么文静系的逆来顺受的人做主角了……汗个。心月第一次被将军强吻之后的那个反应啊~~~连我听着都好心动的说~
    不过这两只的发展我有些糊里糊涂的……将军怎么就看上心月的啊……(后来讨论的时候好友甚至吐槽说心月怎么就看上将军的也很奇怪。在这里我可以用“因为被强了,所以就要跟着他”来解释这一现象,嗯。)最后将军大人留把剑给人家的行为更是匪夷所思,心月会想到拿那把剑来自刎也很让人无法理解……果然正常的思想是不会成就耽美的么?==|||
    MS这个系列也出了几张了。我反正有什么听什么。后续的下次再说了。

    然后是两张很一般的。「不夜城のダンディズム」和「仮面侯爵に囚われる」。
    应该说我是封面党,两张都是看封面才塞进ipod里的。这能怪我么?摊手,山根大神和神明翼啊~                                          

                                         
    「不夜城のダンディズム」的故事性……一般。难道这就是“大人的恋爱”?感觉太淡了。
    不过小西很好。我就是爱小西才先选听这张的。这里头优雅的样子一点都不辜负我的期望。至于小鸟嘛……本身没什么问题,不过配上山根绘制的小受那张脸就感觉有点……不够华丽?当然我不是说要让诹来役,不过嘛还是纯净系的会好一点吧。唔。

                                                
    「仮面侯爵に囚われる」,就像好友常常说的一句话一样——两个小受在那里有什么好搞的。
    每次听到这句话我都觉得好笑,但真的听到这样的一张碟就似乎的确不是一件那么有趣的事情了。我满心以为小受跑到古堡去之后会遇到一个真正的小攻……不过随着H的降临我的愿望终于宣告破灭——你们来真的啊?OTZ
    个人来说比较期待哥哥和明星的故事,不知道有没有出……唔。FT很有爱,铃村在里头テンション不知道该说高还是低(笑)。
    整体来讲一般般,无聊的时候可以听一下,这对明显是小孩子的感情方式至少不会觉得太“熟”了。

  • 逝くさ、なのみの正義を振りかざし、人としての道義も朽ち果てる。
    逝くさ、第一を揺るがす軍馬の蹄鉄は地獄の亡者の咆哮であった。
    策略と関係による、裏切り、そのはての混沌、尽きることのないやぼうはそこなしの憎をいざない、
    きょうきが人を蝕み、そして、深深と魂さえもえぐる。そんな血なまぐさい戦いの火中から頭角を現し、また

    たくまに他を制圧し、後に近隣諸国はゆえに及ばず、遠く北はラツカ、東はルーデン、西のカナンのハテまで

    もその名をとどろかせ、ジオウの覇王とおそれられたアスランゲイルから数えて七代目、父ギジェット母シア

    グクが相次いでみまかり、グルシアン·ゾルバ·ラソレルはあまかの期待ようになって、15の若さでジオウ皇

    帝を即位した。
    そして二年後、媚を嫌い、よにおもねず、わが定めはわが手で切り開くごうきと共に、ししおおルシアンはそ

    の日、17歳の誕生日を迎えた。 

    〔人々の騒ぐ)
    女の一人:さあさあ、急いで急いで、今夜はルシアン様の17かめのご誕生祝いのご宴席です、
         手を休めているお暇はありませんよ。

    少年A :どうしてルシアン様好きの僕たちまで、ぎんぱようみがいたりしなきゃならないだろう。

    少年B:そうだよな。こんなの高級のじじょうの仕事じゃないか

    少年C :キラのやつが悪いんだよ。頼まれると何でも「ハイハイ」って引き受けてしまうんだから。

    少年E :あいつルシアン様にちょっと可愛がられているからって生意気だよ。
         元あらつかのしかんのちつぢかなんだか知らないけど、ここじゃただの父なし子のくせに、

    少年F :そうそう、いくらキラの母上がルシアン様の乳母だったからって、
         それだけにこしょうにたてられるなんて、ずるいよな

    少年G :あいつ、母上がなくなってから、誰もうしろ盾がいないだろう、
         だからなんとかルシアン様に取り入ろうとして必死なんだよ、きっと。
     

    女の一人:ああ、キラ、食台はこちらに。

    キラ  :これで、よろしいでしょうか。

    女の一人:結構よ。では、後も同じように頼みましたよ。

    キラ  :はい、分かりました。

    アスナス:キラ。

    キラ  :あっ、アスナス様。なにか?

    アスナス:陛下のお姿が見えぬが、どこに行かれたか知っておるか

    キラ  :ルシアン様は遠乗りにお出かけになられました。

    アスナス:またか、今日だけはお控えになられるようあれほどお願いしておいたというのに。
         まったく、困ったことだ。それで、とものものは誰だ、デイランとサマラか?
     
    キラ  :はい。そのように伺っております。

    アスナス:あやつらめ、帰ってきたらもう一度きつくしかっておかねばなるまい


    ルシアン:あぁ、うまい、生き返るようだ。
         このあたりまでくると、さすがに大気のにおいも違うな

    サマラ :ルシアン様、もうそろそろお戻りになられませんと

    ルシアン:なんだ、サマラ
         来たばかりで、もう帰る心配か

    サマラ :なにぶん、日が傾きかけておりがすれば

    ルシアン:構わん
         どうせやることはいつもと同じだ

    デイラン:ですが、いろいろお支度も終わりでしょうし
         後でまた女官庁どのにくどくどと叱られては構いませぬ 

    ルシアン:お前もだれぞに似て、だんだん口あかましくなってきたな、デイラン

    デイラン:恐れながら、それが近衛のつとえと存じます

    ルシアン:毎年毎年
         型にはまって変わりばえのせぬ宴などおもしろくもおかしくないわ
         第一、重臣のじじどもがなにかといえば宴にかこつけてどこぞの姫はどうだろう、
         気にいった娘はいないかなどといらぬ世話ばかりだ、

    デイラン:ルシアン様、お腹立ちはごもっともではございますが

    ルシアン:私はまだ17だ、やりたいことは山ほどある
         今から幼継ぎを生ませれるための種馬になるつもりなどないわ

    サマラ :このご気性だ
         重臣方の気持ちもわかぬわけではないが、
         毎回成功法のごりょうしでは反発するなというのが無理なのだ
         まあ、とにかく
         アスナス様の特大の雷を落ちる前にそろそろお帰り願わねばな 

    ルシアン:だが、まあいい
         じじどもがそのつもりなら、二度と余計な口をたたけぬよ
         今宵こそきっちりそのはなをあけしてくれるわ


    (人人騒ぐ)
    シャガルラの国の陛下より、バハード産牝馬十頭·······

    デイラン:おお、これはまた見事な仏頂面だな

    ジェナス:なにがだ、デイラン

    デイラン:なんだ、ジェナス、お前が宴席に顔を出すなど珍しいではないか
         今夜もまた部屋に閉じこもって、
         怪しい丸薬作りに製を出しているとばかり、思っていたのに

    ジェナス:たまにはうまいものを食べて
         じおうをつけないとな
         この宴のかたがたほどでもないが 
         すしも対外の勝負なのでな
         で、誰が見事な仏頂面なのだ?

    デイラン:ルシアン様がだ

    ジェナス:なるほど、確かに

    デイラン:遠乗りから戻られて、湯浴みの間中ずっとキラをあいてにぐちっておられたそうだな

    ジェナス:如何ルシアン様でも、退屈な無視だけは苦手なのだろう

    デイラン:退屈が講じて、爆弾発でも飛び出さねばいいんだろうな


    キラ  :ルシアン様、お酒をお持ちいたしました

    ルシアン:そう言えば、キラ、お前からはまだ祝いの品をまらってはおらんな

    キラ  :あっ、はい、なにかお望みのものでもございますか?
     
    ルシアン:望めば、なんでもくれるのか?

    キラ  :はい、できます限りは。ルシアン様のためならちょっとくらい無理をしてもいいかな
         だって13になったばかりの僕、こしょうに推挙してくださったのはルシアン様だもの

    ルシアン:そうか?では、お前の操をもらおう

    キラ  :おっ?

    ルシアン:望めば何でもくれる、と言ったぞ、よいな

    キラ  :でも

    アスナス:お酔狂もほどほどになされませ
         とぎをお召しでしたら、女官長を命じて、だれぞを選んではべられます

    ルシアン:私はキラがほしいと言ったのだ、そのほうらが選んだお式製の娘など何の興味もないわ

    アスナス:ならば、ほかのごしょうにんなされませ
         かりにもキラは乳兄弟です、ルシアンさま 

    ルシアン:それがどうした?アシアが私の乳母だったからといって、何のはばかりがある?

    アスナス:ですが

    ルシアン:くどいぞ、アスナス
         今宵のとぎにどうでもキラを出せぬとごねるなら、今後一切奥には行かぬ
         種馬ではないからな、私は。どうする?アスナス?
         私はどちらでも一向に構わぬのだぞ


    キラ  :どうししょう?どうししょう?ここまで来てまさか逃げ出すわけにはいかないし
         女官長のシリール様はルシアン様のお言葉のままにとおっしゃったけれど
         でも、僕は何を、どうすればいいんだろう

    ルシアン:〔笑い出した〕どうした?キラ?
         いつまでも扉の前にへばりついたままで、誰も取って食いはせぬぞ
         じじどもがふたことめには何やかやと、うるさく言うのでな
         一発かましてやったのだ、見たか、アスナスのあの苦虫の噛み潰したようなつらを
     
    キラ  :じゃ、やっぱり、あれはいつものお戯れだったんだ

    ルシアン:ここにこい
         あのようなさけの席であんな風にお前を出しに使うつもりはなっかたのだ、すまん

    キラ  :いいえ、ルシアン様のお役に立てたのなら僕はうれしいです
         お誕生祝いの品は改めて何か

    ルシアン:誰でもよかったわけにはないぞ
         望めば何でもくれるとお前が言ったからだ
         私はこのまま戯言で終わられるつもりはないのだ

    キラ  :ルシアン様

    ルシアン:なぜだろうな
         お前のことを思うと、血が騒ぐ、体中の血がうずいて、眠れなくなる
         キラ

    キラ  :い、いぃや
     
    ルシアン:キラ、何も怖いことはない

    キラ  :で、では、お放しください、お願いでございます

    ルシアン:私は嫌いなのか

    キラ  :いぃえ、で、でも、あの

    ルシアン:ならば、お前の目も唇も、この銀の髪も全て私のものだな
         私のものになるということはな、キラ
         これを、こうして
         ?可愛がってもらうことというのだ、キラ、キラ


    アスナス:ルシアン様はまたキラを慎重にいりぐたっているのか?
         いったいシリール殿は何をやっているのだ


    シリール:見目麗しい娘を選んでとぎに差し出しても見る気もなされないのですよ
         そんなことをすればまるで当てつけるように何日もキラに慎重にこもってしまわれて 
         これ以上何をどうせよとおっしゃるのですか


    キラ  :誰になんと言われてもいぃ
         僕はただルシアン様のそばにいて、ルシアン様と同じものを見ていたい
         このデアファールカ以外に僕の家はなく、ちつぢを頼るみうちもいない
         そんな僕をルシアン様だけが必要だといって下さる
         ならば、僕は心をこめてお使えしたい
         でついづ、おごらず、よこしまなよくにながされることなく
         その以外、何も望みがしないから


    ルシアン:互いのひとみに移るおもいは深く激しく
         何の打算もないというところか
         はじめは口うるさいだけの重臣方に対するただのあてつけだとばかりおもっていたのだが
         なんとも厄介なことになってしまったものだ


    人間、誰しも欲得ずくで人を愛するわけではなかろう、周りはどうあがいても
    日彼がわずにはいられない、そんな運命としか言いようのない出会いも確かにあるのだから 


    キラ  :体を重ねてささやくぬつごと、甘美の酒と同じだ
         幾度酒付きを重ねても尽きることはあるまい
         だが、美酒のみ過ぎれば毒になる
         だからといっていまさら誰がそんな説教がましい台詞を口にできるというのだ
         いったい誰が


    ルシアン:お前がよい、キラ
         お前だけでよい
         お前しか要らない


    デイラン:どうした、キラ
         16にもなってそんなへっぴり腰では情けないぞ
         もっとわけがしめろう
         いこみあまい
         右、左、いいんじゃない、ほら、足はもっと速く
     
    ジェナス:おお、意気込みが違うとさすがにのみこみがはやいな
         少しは様になってきたのではないか

    サマラ :よいのか、ジェナス
         弟子たちが薬草つみにせいを出しているというのに
         こんなところで膏を売っていても

    ジェナス:そう言う、お前はどうなんだ、サマラ
         懐刀早々をかってにであるっては執務を届こうって
         陛下がお困りになるのではないか

    サマラ :そのルシアン様が様子をみて来いとのおうせいでな
         口出しはせぬとおっしゃられていない
         ご自分で足を運ばれるのははばかられるらしい

    ジェナス:なるほど
         うちにみなまきずの絶える間がなければ
         いかにルシアン様といえども気が気ではないというところか

    サマラ :己のことで 
         ルシアン様に余計な負担はかけたくないというキラの気持ちも分からぬではないだな

    ジェナス:それも仕方あるまい
         何しろ、この三年ルシアン様のご寵愛を薄れるどころか
         ますます深くなるばかりだ
         そうなればまたそれを嫉む妬くなも多くなる
         デイランがいうように
         今のうちにきっちりとしたぼうごんの技をえとくしておいたほうが賢明だろう

    サマラ :ルシアン様にしてみればいたしっかいをしっというところなのかも知れぬだな

    ジェナス:ぬくぬくとまわたて包まれて愛されるよりも
         まず、自分の足できっちりと立っていたい
         それがキラの男として、いや、人間としての矜持なのではないか

    サマラ :だが、ジェナス、人の心を時ともに移り行くというものだ
         私はそれがうらめにでた時のことを考えると
         ぞっとする

    デイラン:ほらほら 
         めをそろすな、たっているぞ
         まだまだだな、キラ

    キラ  :申し訳ありません

    デイラン:次はみをぐぬちだな
         同じ時間にくればいい

    キラ  :はい、ありがとうございました


    ルシアン:キラ

    キラ  :ルシアン様、もう、、、、、、

    ルシアン:まだ、まだだ

    キラ  :ルシアン様


    ルシアン:きつかったか

    キラ  :いぃえ

    ルシアン:1月もお前に触れなかったのは始めだったな
         手加減できなかった

    キラ  :それで淡いかかでございました

    ルシアン:今のところ大事ないが、あそこのとりでは西の要でもある
         目は常に光らせて置かねばなるまいな

    キラ  :では、またいらっしゃるのですか

    ルシアン:いや、とりあえずアジマを差し向けようとおもっている

    キラ  :ア、アジマどの、でごさいますか

    ルシアン:なんだ、アジマを知っているのか
     
    キラ  :あっ、はい。デイラン殿の代わりに結構つけていただきましたので

    ルシアン:そうか?ならば、デイランと違って、少しは手加減をしてくれただろう

    キラ  :このやのかたがたは皆さんはみっちりしごいてくださいます
         おかげで、ようさくさまになってきたと誉めていただいておりますが

    ルシアン:だが、怪我をせぬよう、ほどほどにな、
         お前のこの手は、剣を持つより竪琴をつま弾くほうがずっと似つかわしい

    キラ  :アジマ殿はソリテガに、
         まさかルシアン様はイリス様とアジマ様のうわさをご存知なのでは


    少年H :しいたのいずぎで、イリス姫様とアジマ殿が口付けなさってたらしい

    少年I :なになにに、ご姫の縁談の話もでておろうこの大事なときに
         身ほど知らずによほどが
         陛下のお耳に入りでもしたら、どうするつもりなのだ
     
    女A  :身分違いの恋など、不幸の始まりでございますのに
         でもやはり、おちつぢは争えませんだわね
         まさかイリス姫様まで道ならぬ恋にみようやきになられるとは


    キラ  :いや、ご存知はないはずだとおもうけれど
         でも、このままではきっといつか


    キラ  :今ごろイリス様はサドリアンで
         でもほんとにこれでよかったのだろうか

    イリス :分かっています
         この思いがかなうはずはないのだと分かっているのです
         でも、分かってはいっても、どうにもならないの
         キラ、あなたなら私の気持ちもわかってくれるでしょう

    キラ  :わが身のことを思えば、
         いまさら差し出がましい口など聴けるはずもないのはよく分かってはいるけれど
     
    イリス :だから、せめて夢でいいのです
         それよりほかの何も望んではいけないのなら
         ひと時な甘い夢をみていたいのです

    キラ  :ひと時の甘い夢か
         若美につまされるようですよ

    イリス :お願い、キラ
         今夜遅くにはもうあの方はジオウを発ってしまわれるの
         だから、最後にもう一度だけ、お願い
         サドリアンでお待ちしておりますと、あの方に伝えて

    キラ  :イリス様


    ルシアン:そうか?モリガンはアドリア伯爵の末の姫を娶るのか?

    デイラン:はい、少し年のひらきがございますが、なかなかの熱愛ぶりにございます

    キラ  :ルシアン様だ 

    ルシアン:ああやつもとうとう年貢の納めるときのようだな

    デイラン:そのようです

    ルシアン:まあ、めでたいことには違いない
         乾杯の酒の一杯でもほしいところだな

    サマラ :では、このまま久々にサドリアンまでいらっしゃいますか、ルシアン様

    ルシアン:そうだな、それは悪くはあるまい

    キラ  :あぁ、大変だ。サドリアンの方へいかれてしまう
         何とか、何とかしなくては


    キラ  :イリス様、イリス様、イリス様、キラです

    イリス :どうか、したのですか
     
    キラ  :ルシアン様はおいでになります、もうはやく

    イリス :えっ?兄上様が

    キラ  :アジマ殿がお先に帰れたのか、よかった

    イリス :キラ

    キラ  :さ、参りましょう

    イリス :キラ、待って、もう走らないわ

    キラ  :イリス様、もう少しです
         この茂みをぬければ
         何?あっ?

    サマラ :なにやつだ?キラ?イリス様?こんな夜更けにいったい二人で何を

    デイラン:サマラ、しておろう
     
    ルシアン:デイラン、どうした?

    デイラン;あっ、いぃぇ、それは

    ルシアン:キラ?何をしている?イリス?

    キラ  :ルシアン様

    イリス :兄上様

    ルシアン:お前たち、どういうことだ
         これは


    イリス :知られてしまうわ、兄上様に、全て知られてしまうわ、どうすればいいの

    シリール:ルシアン様、お待ちください、ルシアン様

    ルシアン:うるさい、道路をさがっておれ
     
    ルシアン:ソレル王家の姫をいつから遊び女如きになさったのだ、イリス

    イリス :キラ、キラ、助けて、お願い

    ルシアン:いつからだ、キラとはいつからきち繰りあったのかと聞いている

    イリス :兄上様

    ルシアン:イリス

    イリス :お願い、キラ、助けて、助けて、兄上様にうまくとりなして、お願い、お願いよ、キラ

    ルシアン:なけば許されるとおもうな、イリス、お前もキラと一緒に牢につながれたい
         裏切りは絶対許さない、覚悟しておけ


    ルシアン:闇にまぎれてイリスとサドリアンで合びきとは、な
         飼い犬に手を噛まれるとはこういうことか
         私の目を盗んでようもうやってくれたものだ
         
         始めてとぎをめいじた時、お前はまぐあいないみすら知らなかったな、キラ
         あらから三年、お前の身も心も全て私のことだとおもっていたが
         まさか、いまさらお前に女が抱けるとはおもはなんだが

    キラ  :違う、ルシアン様、お願いです

    ルシアン:なぜだ、たえろ、デイラン、たえろ、ばかげてこんなことは許されることではない


    サマラ :ことは既に動き出してしまったのか
         いまさら後戻りはできぬ
         われらは大儀面分のためにキラを見殺しにするのだからな

    アスナス:よいな
         もとはといえば、姫の軽はずみがぐごうがまねいたこともてんまつだ
         この際姫にも、それなりの土牢をかぶっていただく

    デイラン:しかし、それではあまりにキラがいったい何の落ちとかあるというのですか

    アスナス:大事の前のしょうじだ、そのような瑣末なことなど構っている暇はない 
    デイラン:一人の一生の問題がなぜ瑣末のことなのです

    アスナス:今までも、そしてこれからも、キラがおそばにはげっている限り、
         ルシアン様はどれほど美しい姫に身にあっても目もくれまい
         今年二十歳も過ぎたというのに、妻を娶るどころか、女子の肌にも触れぬご寵愛ぶりだ
         このままではソレル王系の血が絶える

    サマラ :そのために、イリス様ともどもキラを身ごろしい生をとうせいですか

    アスナス:そうだ、今はまだその兆しはないにしても、
         この先キラの存在がせいどうを左右するしごりになるやも知れぬ
         ならば、禍根の根はたっておぶのが進化としての当然のつとめであろうが

    サマラ :そのためならば、人としての両親は捨ててもよいと

    アスナス:二つがならびたたぬなら、両親を捨てても大儀をとらねばならぬ
         決断とはそう言うものだ

    デイラン:人の道にはずれた大儀であってもですか 

    アスナス:大儀は大儀だ、それ以外の何者でもない
         いずれごごんぎが整えばイリス様はこの国から出て行かれるご身分、ならば
         ジオウの輝く将来のためにキラにはどうでも捨石になってはもらわねばならぬ
      
    サマラ :それで、心にどれほどの傷を残そうともですか

    アスナス:傷は時とともにいつか癒えるものだ

    サマラ :傷はいつか癒えるか、みさきに誓いごろじんはいともかいたにいってくれるものだ
         そんな保証がいったいどこにあるというのだ


    ルシアン:イリスと二人してようもう裏切ってくれたものだ
         ただせめころすだけでも飽きたらぬか

    キラ  :イリス様、僕の言葉をもうルシアン様の心には届きません
         だから、お願いです、ここにいらしてください
         どうかルシアン様の前で、はっきりおっしゃってください
     
    ルシアン:二度と女を抱かぬようにしてくれる

    キラ  :サドリアンでのことはただの勘違いだろうと、
         イリス様の口からどうか真実をおっしゃってください

    ルシアン:私を欺いたその目をつぶして、その口が二度と戯言を吐かぬよう
         したを切り落としてくれるか
         その上でどこぞのいんばい宿にでも売り飛ばしてやろう
         目も見えず口が聞けずども男をくわえこむしりのあなひとつあればよかろう
         いんばいにはそれが似合いだ

    キラ  :まさか、どうして信じてはくださらないのです
         ならばいっそう死ねとおっしゃってください
         それすら許されるとおもわれるなら、すべて、今ここで僕を殺してください
         愛しています、イリス様を愛しています、命をかけて愛しております
         イリス様とそいどけることができないのならば、この命惜しいとはおもいませぬ

    ルシアン:この下種が

    キラ  :愛しています、心のそこからイリス様を愛しています 

    ルシアン:黙れか、イリスのためなら命もいらぬというなら、僕は切り捨ててくれるわ

    デイラン:ルシアン様、剣を、おおさめください

    ルシアン:放せ

    デイラン:ルシアン様

    キラ  :愛しています、愛しています、愛しています

    ルシアン:サマラ、キラをだまらせろ、だまれ

    キラ  :ルシアン様

    ルシアン:デイラン、ジェナスを、ジェナスを呼んで来い


    衛兵A :どこへなりとうせろ、頭のご命令だ、
         こんなことをいってもただの気休めにしかならないのだろうが 
         命があっただけ運がよかった、そう思うことだ


    キラ  :ジオウの都だ
         はぁ、二年ぶりだ
         あぁ、ほんとにかえってきたんだ